1 特長 • 1、5、25、および 150 Mbps の信号レート オプション – 低いチャネル間出力スキュー。最大 1ns – 低パルス幅歪み (PWD)。最大 1 ns – 低ジッター コンテンツ。 150 Mbps で 1 ns（代表値） • 50 kV/μs（代表値）の過渡耐性 • 2.8 V（C グレード）、3.3 V、または 5 V 電源で動作 • 4 kV ESD 保護 • 高い電磁耐性 • –40 °C ～ +125°C の動作範囲 • 定格電圧での標準寿命は 28 年 (デジタル アイソレータの ISO72x ファミリの高電圧寿命および絶縁コンデンサの寿命予測を参照) • 安全関連の認証 – 4000-VPK VIOTM による VDE 基本絶縁、 DIN VDE V 0884-11:2017-01 および DIN EN 61010-1 (VDE 0411-1) に準拠した 560 VPK VIORM – UL 1577 に準拠した 2500 VRMS 絶縁 – IEC 60950-1 および IEC 62368-1 について CSA 承認済み 2 アプリケーション • 産業用フィールドバス – Modbus – Profibus™ – DeviceNet™ データ バス • コンピュータ周辺機器インターフェース • サーボ制御インターフェース • データ収集 3 説明 ISO7220x および ISO7221x ファミリ デバイスは、デュアルチャネル デジタル アイソレータです。 PCB レイアウトを容易にするために、チャネルは ISO7220x では同じ方向に向けられ、ISO7221x では反対方向に向けられます。これらのデバイスは、TI の二酸化シリコン (SiO2) 絶縁バリアで分離されたロジック入力および出力バッファを備えており、VDE あたり最大 4000 VPK のガルバニック絶縁を提供します。絶縁型電源と組み合わせて使用すると、これらのデバイスは高電圧をブロックしてグランドを絶縁するだけでなく、データ バスまたは他の回路上のノイズ電流がローカル グランドに流入して敏感な回路に干渉したり損傷したりするのを防ぎます。バイナリ入力信号は調整され、平衡信号に変換された後、容量性絶縁バリアによって微分されます。絶縁バリアを越えて、差動コンパレータが論理遷移情報を受信し、それに応じてフリップフロップと出力回路をセットまたはリセットします。出力の適切な DC レベルを確保するために、定期的な更新パルスがバリアを越えて送信されます。この DC リフレッシュ パルスが 4 μs ごとに受信されない場合、入力には電力が供給されていない、またはアクティブに駆動されていないと見なされ、フェールセーフ回路が出力を論理 High 状態に駆動します。小さな静電容量とその結果生じる時定数により、0 Mbps (DC) ～ 150 Mbps の信号レートで高速動作が実現します (ラインの信号レートは、bps 単位で表される 1 秒あたりに行われる電圧遷移の数です)。 A オプション、B オプション、および C オプションのデバイスには、TTL 入力しきい値と、過渡パルスがデバイスの出力に渡されるのを防ぐ入力側のノイズ フィルターが備えられています。 M オプション デバイスには CMOS VCC/2 入力閾値があり、入力ノイズ フィルタや追加の伝播遅延はありません。 ISO7220x および ISO7221x ファミリのデバイスには、2.8 V (C グレード)、3.3 V、5 V、または任意の組み合わせの 2 つの電源電圧が必要です。 2.8 V または 3.3 V 電源から供給される場合、すべての入力は 5 V 耐性であり、すべての出力は 4 mA CMOS です。 ISO7220x および ISO7221x ファミリのデバイスは、-40°C ～ +125°C の周囲温度範囲での動作を特徴としています。
